果物入れに入ってご機嫌なセリマ。

カテゴリーはラブだけど、大きく愛情かな。

9月6日火曜日、愛猫のセリマが急に亡くなりました。8歳。まだ若くってとてもとても可愛い子。すごく人見知りで、人が家に訪ねてくるたび逃げ回るような猫でツンとしてるようで甘えん坊。わたしはツンデレキャット、お姫様などと呼ぶくらい気高い猫。特に病気していたわけでなく、急な死去だったので家族みんな驚いて現実として受け止めることが出来ずかなり困惑した。わたしも猫の名前を呼び、泣きながら朝から目が覚めたり、仕事しててもぼんやりしてたり、自分が自分じゃないみたいにぼんやりした毎日だった気がする。特に仕事にならなかったのが痛い。でも休まずに目が半魚人みたいな目で出社したのが…えぇ、根性。普段は愛想ないくせに、二人きりになるとべたべたな位甘えん坊なのがまるで自分の性格を見ているようで本当に他人に思えなかった。四匹いるペットの中で一番のお気に入りの猫でした。ふわふわの身体に頬をうずめて嫌がる猫を抱きしめたことを忘れない。最後に抱きしめたのは冷たく硬直した身体だった。わたしの涙で毛がビショビショになる程泣いた。

物心ついてからは六匹のペットを見送ってきたのだけど、やっぱり毎回心が千切れるほど悲しい。悲しい。悲しい。何度しても辛くて悲しいことには変わらない。どのペットも同じくらい思い入れがあるし、愛してる。まだ三匹のペットがいるからわたしは泣き叫ばずに済む。この子達を大事に可愛がるんだって、強く強く思う。また減って、また増えて。悲しみもあるけど、ペットがくれる喜びや幸せはこの上ない。なんとも例えきれない想いがある。涙した夜も、嬉しかった時も、ベッドの上で遊んだ時もいつもペットが一緒だった。大きいなぁ、存在が。大き過ぎる。これからのわたしの人生もきっとそばに動物がいるんだろうなぁ。そうあってほしい。

今まで見送ったペットも、今回亡くなったセリマにも抱えきれない愛情と感謝を送ります。

ありがとうね。