たこ焼きパーティーにお呼ばれ。 楽しいお酒、楽しい話題、楽しい部屋。 帰りがけ、自転車に乗りながら残りの6本足の事を思う。 切なくて涙が出そうだ。 複数がいても、たった一人がいなくなってしまえばこんなに悲しい。でも6本足は知らずに暮らしてる。それもまた悲しい。自分がそうなりたい?それは御免だ。8本足の1本だとしたら?やるせなくて発狂しそう。他人の話だから面白いけど、途中から面白いのか…というより、この人の彼氏になりたくはないよなーとか思いつつ。一人では満足出来ないのは寂しさだと語ってた。寂しいって何しても許されるのかなーねーわたしだったら絶対イヤだ。自転車をこいで、汗をかきながら飲みに行く。くだらない話でもして気持ちよく帰宅するつもりが 、他人の相談事を聞いたのが間違いだった。何故か発言の一つ一つをマスターに揚げ足取られ、責められる。正直もっと人の意見は人の意見だと受け入れられる人だと思っていたのに、思い切り責められ悲しくて泣く。何故お金を払ってお酒を飲んでまで、他人にここまで言われなきゃいけないのかな、とふと疑問に思う。他人事には首はつっこまないでおこうと再び心に誓った。人のふりみて我がフリなおさなくては。いくら自分に余裕がないからってなぁ…頭は垂れたまま帰宅。

わたしは都合のいいだし汁なのかな、とふと思いながら お皿を洗う。何度もこんなこと思ってただろうにな。 お互いの問題なんだから、私は首をつっこまずにいたけど これは首ねっこを掴まれてるの?都合のいい出汁?美味しい出し汁出てますか?でもわたしは微妙です。おだしは引退したいです。当人同士の問題でしょ。